近頃、街中にたくさん出現している「1,000円カットの美容室」。 これまで髪を切りに行く・・・というと3,000円〜4,000円かかるというイメージ一変させたことは事実ですが、皆さんは“理容”と“美容”の違いを正しく理解されてますか? このページでは、一般の方があまり理解されていないであろう、この違いについて説明させていただきます。
理容と美容にはそれぞれ違う法律が存在し、以下のように定義されています。 理容・・・「頭髪の刈込、顔そり等の方法により容姿を整えること」(理容師法第1条の2第1項) 美容・・・「バーマネントウェーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすること」(美容師法第2条第1項) となっていますが最近では明確な区別はなくなってきています。ただし法律上、ひげを除去する目的で顔そりをすることができるのは理容師です。美容師は容姿を美しくする一環でひげを剃るという解釈になっています。
普通、そんなに気にすることのない“理容”と“美容”ですが、実は経営する立場に立つと、費用面でこんなに差があるんです。 もちろん一般的なお話ですので例外もたくさんありますが、理容店を開設して運営するには美容店以上のコストがかかります。 そんな中で顔そり、シャンプーまで全部込みでの1,150円、1,000円の価格の理容店がどれほどお得な価格設定かということをどうかご理解いただきたいと思います。
理容店 | 美容店 | |
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イス | シャンプーのためのリクライニングが必須のため50万円以上 | 固定イスでOKのため10万円程度 |
人件費 | 通常、理容師の賃金は美容師の1.5倍から2倍 | |
人材確保 | 困難 理容師総数238,086人 前年対比 -1,931人(H25年3月末時点) | 比較的容易 美容師総数479,509人 前年対比 +8,348人(H25年3月末時点) |
必要スキル | 高度なカット技術が必要 | カット技術よりも全体的なスタイリング力が必要 |
必要資材 | タオル シェービング用品 シャンプー用品 | タオル |
いかがでしょうか、こんな感じでもうすぐ50年。これからも一層のサービスでがんばって参ります。
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